敷地は閑静な住宅街。建蔽率40%と厳しい地域で、残り60%の余白(庭)を如何に住宅にとってプラスになるようレイアウトするかが課題となりました。 1階はLDKを中心に坪庭を前後に配置し、また個室群の2階も前後の庭と共に中央にもバルコニーをとる事で1.2階全ての部屋が庭に面する計画としています。 結果、外から見える開口部を減らせ、シンプルな切妻家型の外観とプライバシーを獲得しながら、室内から自然が感じられる家にしています。
撮影/Yamada Keishiro