堺市のデイサービスセンターです。高齢者だけでなく地域の方々が集まる場所にしたいというコンセプトを受け、介護施設特有の配色や病院のような冷たい印象にならないようなデザインとし、人が集うカフェのような建物を目指しました。まず、既存の建物はとても暗い印象だったため、南側の壁を撤去し大きめの窓を設け、南北に視線の抜けを作ることにしました。北側の窓辺にはカフェスペースとして床を無垢フローリング、家具は無垢材の椅子と机を設置。南側の窓辺は寝そべることのできる人工芝スペースとしています。どちらの窓からも植栽が見ることができ、来館者がコーヒーを飲みながら、寝そべりながらやすらぎを感じることができる場所をつくることができたと思います。