神戸市の賃貸マンションの大規模改修です。内部は昔ながらの和室が2部屋連続する間取りから、間仕切り壁を取払い約30㎡のワンルームに変更しました。天井は取り払いコンクリートのスラブ面をあらわしで仕上に利用することで天井高さを確保しています。鴨居や開口枠、障子、タイル壁等は残しそのまま利用しています。キッチン前には土間スペースを広げ、自転車などを持ち込む事を想定しています。外観は全体的に古びた印象があったため、レトロなタイル部分だけを濃いブルーでカラーリングし、見た目を刷新しています。
撮影/Yamada Keishiro