大阪市浪速区の難波からほど近い住宅街に建つ鉄筋コンクリート造10階建ての共同住宅です。
約35m2で1LDKの住戸が18戸で構成されています。
構造計画は7.5m×13mの躯体を4本柱とし、バルコニー部をアウトポールとすることで、室内に柱型が現れずすっきりとした室内にできるというメリットが生まれます。
これは2019年に施行された準防火地域内の建ぺい率10%の緩和措置を利用しバルコニー面積を広げることができたことも要因となっています。
ファサードは淡い緑色のタイルと白のガラス面で構成されています。
アプローチや廊下などの共用部にも緑や茶系のナチュラルカラーを配色し、落ち着いた雰囲気のあるマンションデザインとなっています。
撮影/Yamada Keishiro